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台湾で新たな墓参の形 公共墓地ではオンラインが前年同期比10倍

台北市で導入されているネット墓参のサンプル画面。画面上で花を供えたり、祈りをささげたりすることができる=2020年10月15日午後3時27分、福岡静哉撮影

 先祖をとりわけ大切にする中華圏の人々にとって、墓参は重要な伝統行事だ。多くの市民が墓参りをする春の清明節には毎年、行政が専用バスを用意し、墓地は市民でごった返す。だが、今年は新型コロナウイルスの感染対策で墓参が制限されており、台湾では新たな墓参の形が広がっている。

 台湾では4月12日を最後に、新型コロナの市中感染は起きていない。だが4月4日の清明節の時点では感染防止のため、屋外では500人を超える集会が禁じられ、各地の墓地でも人数が大幅に制限された。そこで急増したのがインターネットを利用した「オンライン墓参」だ。台北市が管理する公共墓地では、清明節前後の約1週間で利用者が約2万8000人となり、前年同期比で約10倍となった。

 オンライン墓参は、登録している市民しか利用できないため、台北市役所の墓地管理局で実演してもらった。ホームページにパスワードを入れてログインすると、市内にある墓地の写真が現れる。先祖の遺骨が納められている墓を選んだ後、利用者は画面上で花を供えたり、祈りをささげたりする。

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