京大、霊長類研の松沢元所長ら2人を懲戒解雇 研究費の不正支出問題で

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京都大霊長類研究所=愛知県犬山市で2019年12月6日午前10時47分、川瀬慎一朗撮影
京都大霊長類研究所=愛知県犬山市で2019年12月6日午前10時47分、川瀬慎一朗撮影

 京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の設備工事を巡る国からの研究費の不正支出問題で、京大は24日、同研究所元所長の松沢哲郎・高等研究院特別教授(70)と、同研究所の友永雅己教授(56)を懲戒解雇処分にしたと発表した。ほかに教職員計4人を停職や戒告などの懲戒処分にした。処分はいずれも同日付。松沢氏はチンパンジーの知性を探る霊長類研究の第一人者として知られる。

 京大は6月、松沢氏ら4人による不正な支出が2011~14年度に34件計5億669万円あったと発表。いずれも同研究所と京大野生動物研究センター(熊本県宇城市)のチンパンジー用ケージの整備に関係していた。11月10日には会計検査院が、京大の調査結果に加え、約6億円の不正支出を指摘していた。

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