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最強アーモンドアイだけじゃない 今季の競馬GⅠは牝馬が優勢のワケ

天皇賞・秋を制し、中央競馬の芝GⅠレースで史上初の8冠を手にしたアーモンドアイ。ジャパンカップがラストランになる=東京都府中市の東京競馬場で2020年11月1日午後3時43分、宮間俊樹撮影

 中央競馬は今、「牝馬の時代」を迎えている。今年は既に牡馬との混合GⅠで、牝馬の年間最多勝利記録(5勝)を更新。史上初の芝GⅠ9勝を手にしたアーモンドアイ(5歳牝馬)は引退したが、今年最後のGⅠレースとなる12月27日の第65回有馬記念(中山競馬場、芝2500メートル)にも有力馬が参戦し、人気の一角を占めると予想される。牝馬隆盛の要因とは――。

牡馬相手のGⅠで8割近い勝率

 11月29日に東京競馬場(東京都府中市)で行われた長距離GⅠのジャパンカップ(JC)。このレースまで無敗だった、ともに3歳の3冠馬であるコントレイル(牡馬)とデアリングタクト(牝馬)との「3強対決」が注目された中、アーモンドアイは貫禄の勝利を収め、有終の美を飾った。その1週間前、短距離GⅠのマイルチャンピオンシップではグランアレグリア(4歳牝馬)が快勝し、短距離GⅠで3連勝を果たした。

 今年行われた22回のGⅠ(障害レースを除く)のうち、オスの牡馬とメスの牝馬が出走したのは10レース。このうち牝馬は8勝も挙げている。1984年にグレード制が導入されて以降、牡馬、牝馬混合GⅠでの牝馬の年間最多勝は、ウオッカやダイワスカーレットなどが活躍した2008年の5勝。今年は2レースを残し、既に記録を更新した。

 近年は牝馬隆盛の傾向が目立っている。昨年はリスグラシューが、ファン投票などで出走権を得られるグランプリレースの宝塚記念と有馬記念をともに制覇。芝GⅠを7勝したジェンティルドンナ、ブエナビスタといった牡馬と互角以上の勝負を演じてきた馬も多い。その年に最も活躍した馬に贈られる日本中央競馬会(JRA)の「年度代表馬」には、過去15年で牝馬が7回(5頭)選出された。08年にウオッカが受賞する前は2頭しかおらず、受賞馬は明らかに増えている。一般的に牝馬は体調管理が難しく、牡…

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真下信幸

毎日新聞東京本社運動部。1990年、神奈川県生まれ。2013年入社。鳥取支局、福山支局(広島県)を経て、18年4月から現職。パラスポーツや社会人、高校などのアマチュア野球を担当。19年はラグビーW杯も取材した。高校時代はラグビー部に所属。全国屈指の強豪・桐蔭学園からチームで奪った1トライを今でも自慢している(試合は7ー52で敗戦)。

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