ギャラリーに足を踏み入れると、3方の壁にモノクロームの大画面が広がる。劇画がかったペインティングで戦時を生きた若者などを描き、絹谷幸二賞はじめ高い評価を受けてきた後藤靖香。5年ぶりとなる個展「真珠星」が大阪市西区の「TEZUKAYAMA GALLERY」で開催中だ。
ロマンを誘うタイトルは、ある日、夜空で後藤が目にとめた星「スピカ」の和名で、名付けたのは英文学者で天文民俗学者の野尻抱影(ほうえい)(1885~1977年)だ。当初は真珠星自体をテーマにするはずが、今展では、野尻を中心とした人物模様やうごめくエネルギーを大小の作品に…
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