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キラリ☆TOYAMAのガラス人

「ガラスのまち富山」を支える富山のガラス作家たちを、代表作と共に紹介する。

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キラリ☆TOYAMAのガラス人

/62 截金ガラス作家 山本茜さん 降ってくるイメージを形に /富山

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山本茜さん=金沢市出羽町の石川県立美術館で2020年11月19日、青山郁子撮影
山本茜さん=金沢市出羽町の石川県立美術館で2020年11月19日、青山郁子撮影

来月まで金沢で展覧会 山本茜さん(43)=京都市

 石川県立美術館(金沢市出羽町)で「きらめく美―北陸ゆかりの截金(きりかね)作家たち」が12月20日まで開かれている。出品作家の1人、山本茜さんは、富山ガラス造形研究所(富山市西金屋)の卒業生。今月、第33回京都美術文化賞も受賞した。

 截金とは、主に仏像や仏画に用いられる金などの箔(はく)を使った装飾技法。ごく薄い箔を数枚合わせて焼き付け、竹の刀で極めて細い線や模様などに切り、膠(にかわ)などで貼り付けて模様を作るという繊細な伝統技法だ。

 山本さんは、上村松園に憧れ、日本画で源氏物語を描きたいと京都市立芸術大に進学。在学中にこの技法を知り、人間国宝(重要無形文化財保持者)の江里佐代子(1945~2007)に師事した。截金を立体的に表現したいと、溶かしたガラスの中に封じ込めることを思い立ち、富山ガラス造形研究所で研究に没頭した。

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