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後醍醐天皇側近の僧侶、直筆文書が高野山で確認 「南朝との関係考える上で貴重」

文観房弘真のものとみられる古文書。左下に花押がある=和歌山県高野町高野山の西南院で2020年11月6日午後4時6分、藤原弘撮影

 高野山大文学部(和歌山県高野町)の坂口太郎講師(日本中世史)は、後醍醐天皇(1288~1339年)の側近だった僧侶、文観房弘真(1278~1357年)の自筆文書を確認した、と明らかにした。高野山内の子院・西南院所蔵の古文書を再調査したという。【藤原弘】

 南北朝時代の高野山の僧侶に送られた文書の可能性があり、坂口講師は「文観の直筆が確認されるのは珍しい。南北朝時代に中立を保ったとされる高野山と、(後醍醐天皇側の)南朝との関係を考える上で貴重な資料だ」と話している。

 文書は、正平3(1348)年3月19日に、真言密教の資格を許可するために有源という僧侶に送られたもの。文書に文観の名前はないが、花押が記載されていた。花押は署名を図案化したもので、東京大学史料編纂(へんさん)所のデータベースにある文観の古文書の花押と一致したという。

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