「耳にかけないマスクはない?」。ある客の一言をきっかけに、耳かけを外してもずれない「すべり落ちないマスク」を長崎県諫早市の縫製会社「美泉(びせん)」の井上孝輔社長(40)が開発し、今月中旬に発売した。生まれつき耳が小さい「小耳症」の人も着用でき、眼鏡や補聴器の邪魔にもならないと大人気だ。福岡市で4日に開かれた「九州・山口ベンチャーマーケット」第二創業部門では県内初の優秀賞を受賞した。井上さんに開発秘話を聞いた。【聞き手・中山敦貴】
――「すべり落ちないマスク」の仕組みは
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