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いじめの認知件数は5年連続で、暴力行為は3年続けて過去最多を更新――。文部科学省が10月に公表した2019年度の問題行動・不登校調査の結果だ。数字だけ見れば、昔と比べて学校が荒れているように見えるが、実態はどうなのか。データの背景を考えた。【大久保昂/東京社会部】
この調査の正式名称は「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」。全国の小中学校や高校などを対象に、いじめの認知件数▽暴力行為の発生件数▽不登校の子どもの数――などを調べ、毎年10月に前年度の結果を公表する。
今年10月に公表された19年度の結果に目を向けると、多くの項目で「過去最多」の数字が並ぶ。
まず、いじめの認知件数。…
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