関西広域連合の新連合長に和歌山知事 発足10年 国からの権限移譲に課題

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関西広域連合委員会で新連合長に選出され、記者会見をする仁坂吉伸和歌山県知事=大阪市北区で2020年11月25日午後1時4分、木葉健二撮影
関西広域連合委員会で新連合長に選出され、記者会見をする仁坂吉伸和歌山県知事=大阪市北区で2020年11月25日午後1時4分、木葉健二撮影

 関西広域連合の委員会が25日、大阪市内であり、連合長の任期が12月3日に満了する井戸敏三・兵庫県知事(75)が退任し、後任に副連合長の仁坂吉伸・和歌山県知事(70)を選んだ。両知事は2010年12月の広域連合発足以来10年間、5期連続で正副連合長を務め、ともに交代は初めて。広域連合は府県を超えた連携が一定の成果を上げる一方、国からの権限や財源の移譲は進まず、新型コロナウイルス対応でも存在感を示せないなど課題が残る。

 構成する12府県・政令市の首長らで連合長選を行ったが立候補がなく、飯泉嘉門・徳島県知事が仁坂知事を推薦、選出された。仁坂知事は副連合長に西脇隆俊・京都府知事(65)を選んだ。選任後の記者会見で井戸知事は「難産で生まれたので、よく育ったかは別として10歳になったこと自体が一番の成果だ」と振り返る一方、「最初は民主党政権で地方分権が一丁目一番地で期待があったが、現実は大変厳しく、中央政府の壁は厚かっ…

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