背中を押した亡き父にささげる初勝利 「強い心」胸に抱き 日本新薬・松村監督

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【京都市(日本新薬)-にかほ市(TDK)】にかほ市に勝利し観客席に手を振る京都市の松村聡監督=東京ドームで2020年11月25日、手塚耕一郎撮影
【京都市(日本新薬)-にかほ市(TDK)】にかほ市に勝利し観客席に手を振る京都市の松村聡監督=東京ドームで2020年11月25日、手塚耕一郎撮影

 第91回都市対抗野球大会は第4日の25日、東京ドームで1回戦が行われ、日本新薬(近畿第4代表)がにかほ市・TDK(東北第1代表)に2―1で競り勝ち、4年ぶりの初戦突破を果たした。今年1月に就任した松村聡監督(46)は、組み合わせ抽選会が行われた10月24日に79歳で亡くなった父・登さんが「背中を押して勝たせてくれた」と、本大会での監督初勝利を亡き父にささげた。

 七回、同点のピンチ。松村監督はベンチで、形見として持ち歩いている父・登さんの写真を取り出した。父の笑顔を見て「心を落ち着かせた」。1点差で逃げ切り、チームを4年ぶりの勝利に導いた。

 大阪市出身の松村監督。小学校低学年で髄膜炎を患い、入院療養中に両親からバットとグラブをプレゼントされたのが野球を始めるきっかけとなった。

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