松浦寿輝さんの朝刊連載小説「無月の譜」が12月4日から始まる。史上最年少で2冠を達成した藤井聡太さんの活躍で注目を集める将棋の世界が舞台だが、主人公は「将棋駒」の魅力に取りつかれた男という、いっぷう変わった物語だ。
小学生の時に友達と指して遊んで以来、長年「将棋に関心を寄せてきた」という松浦さん。「下手の横好きで、昔から将棋は好きでした。チェスやシャンチー(中国将棋)などとともにインド発祥のゲームですが、独自のルールを持ち、日本が世界に誇れる文化遺産です」と熱い思いを語る。
今回「将棋駒」についての小説を書こうと考えたのは「僕自身、将棋のツールである物体としての駒を、とても面白いものと思っていた」からだと話す。
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