ベートーベンの生誕250年を記念した舞台「Op.110 ベートーヴェン『不滅の恋人』への手紙」が28日から全国各地で上演される。主演で、ベートーベンに創作のインスピレーションを与えた「不滅の恋人」、アントニーを演じる一路真輝は「舞台の中央に置かれたピアノで奏でられる彼の音楽は優しくて、その周りで芝居をする私たちにそっと寄り添ってくれるよう」と話す。
彼の死後に発見された恋文が誰に宛てたものかは複数の候補がいて、現在も確定されていない。今作では、それがベートーベンの友人で経済的な支援者だったドイツの大富豪、ブレンターノの妻、アントニーだったと仮定して禁断の恋を描く。「Op.110」は作曲家後期のピアノソナタ第31番の作品番号で、アントニーにささげたともいわれている。
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