メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

木語

グロティウスの復権を=坂東賢治

 <moku-go>

 17世紀前半、国際紛争を法で規制する必要性や公海の自由を説いたオランダの法学者、グロティウスは「国際法の父」と呼ばれる。

 国際政治学では、国家間の共存と協調を目指し多元的な国際主義を志向する考え方を、その名を取って「グロティウス主義」と呼ぶ。

 さて今の世界はどうか。自国優先主義が強まり、米中2大国の対立が激化する事態はさながら無秩序なジャングルを思わせる。

 自然状態の人間社会を「万人の万人に対する闘争」と表現した英思想家の名を取り、無秩序な国家間のパワーゲームを想定する「ホッブズ主義」の世界に近い。

この記事は有料記事です。

残り737文字(全文1000文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 爆笑問題の田中裕二さん、くも膜下出血・脳梗塞で救急搬送され入院

  2. 二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」

  3. 潮流・深層 バイデン次期米大統領に立ちはだかる「穏やかな人たち」

  4. 鼻出しマスク受験「眼鏡が曇るから」 釈放男性、トイレにこもった訳は

  5. 際立つ大阪のコロナ死 その理由、高齢者の「命のリスク」高める構図とは

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです