新型コロナウイルスの感染防止と経済活動の両立をどう図るかで揺れ続けた東京都は「第3波」でも結局、飲食店などの営業時間の短縮要請に踏み切る。重症者数も増加し続けており、医療崩壊を食い止めようと、都が追い込まれていた事情もある。
大阪府と北海道に続き、飲食店などへの営業時間短縮の要請方針を打ち出した東京都だが、11月以降の感染者や重症者の急増で、方針転換せざるを得なかった。クリスマスや年末年始の前に感染拡大を食い止め、ダメージを最小限にとどめたい思惑ものぞく。
「都民の命を守るために手段を尽くして、重症化を防いで、医療崩壊を何としても回避しなければならない」。小池百合子知事は25日の臨時記者会見の冒頭、時短要請を含めた対策で、感染拡大を抑え込む強い意向を示した。
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