バイデン次期米大統領は24日、地元の東部デラウェア州ウィルミントンで、前日に発表した次期政権の外交・安全保障担当チームと共に記者会見した。バイデン氏は、同盟国との連携や米国の価値観を繰り返し強調。「米国は戻ってきた。米国の国際的リーダーシップと道徳的リーダーシップを取り戻す」と述べた。
国務長官に指名されたトニー・ブリンケン元同副長官(58)は共産主義やナチス・ドイツを逃れて、米国にやってきた自身の家族に触れながら「米国は地球上の最後の希望だ」と表明。そのうえで「一国だけではすべての課題を解決できない」と、国際協調の重要性を訴えた。国連大使に指名されたリンダ・トーマス・グリーンフィールド元国務次官補(68)も「多国間主義が戻ってきた。外交が戻ってきた」と述べ、トランプ政権の米国第…
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