プロ野球の日本一を決める「SMBC日本シリーズ2020」はソフトバンクが4年連続11回目(前身の南海、ダイエー時代を含む)の優勝を果たした。巨人は史上初めて2年連続の4戦全敗で敗退し、8年ぶり23回目の頂点に立つことはできなかった。
4番対エース。勝負は一瞬だった。今シリーズ第1戦で、巨人の岡本は一回の1打席目にソフトバンク・千賀の154キロの内角直球に手を出した。鈍い音とともにバットが根元からへし折れ、力なく上がった打球は捕邪飛となった。
岡本はこの「1球」によって、ずっと苦しむことになる。相手投手陣の、内角を意識させながら外角へも幅広く揺さぶりをかけてくる投球術に対して完全に受け身になってしまい、本来の力強い打撃を見失った。甘い球を見逃し、ボール球にバットが回る。最後まで自分の打撃を取り戻すことができず、シリーズ通算打率はまさかの7分7厘。今季、セ・リーグの本塁打王と打点王の2冠に輝いた24歳の若き主砲は「力が足りず、この結果が…
この記事は有料記事です。
残り491文字(全文914文字)
毎時01分更新
日本医科大付属病院(東京都文京区)が、大学院生の医師に外来…
2月2日の節分を前に、例年になく飲食店やホテル業界の恵方巻…
昨季限りで、サッカーJリーグ・川崎フロンターレでの18年に…