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「子供に本を」6000万円寄付 「奇跡のような力知って」 舌がんで死亡、教師・宮下さん 印西市と白井市に /千葉

国語の授業をする宮下さん=印旛中学で2019年6月(同中学提供)

 舌がんのため今年9月に59歳の生涯を閉じた印西市立中学の国語教師が亡くなる直前、同市とかつて勤務した白井市に計6000万円を寄付していた。本を愛し、2年以上の闘病生活中は「本は友として私を励まし勇気づけてくれた」として、学校で本の購入費に充ててもらうことを希望。小中学生に「本の力を知ってもらいたい」とのメッセージを残した。

 寄付したのは、印旛中教諭だった宮下豊さん。印西市教委と印旛中によると、宮下さんは2017年に同中に赴任。生徒思いで、子供の将来や教育のことを熱っぽく語るタイプだったという。特に読書に力を入れ、同中には図書室とは別に、廊下に「読んでみよう、この一冊」と掲げたスペースを設け、宮下さんが自費で購入した絵本や伝記、小説などの推薦本が常に100冊以上並べられ、生徒らは「宮下コーナー」と呼んでいたという。

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