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広島二〇二〇/24 アンネの言葉、伝えたい 島田真友さん(18)=尾道市 /広島

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アンネの遺品が並ぶ部屋でDVDを手にする島田真友さん=福山市御幸町のホロコースト記念館で2020年9月8日午前11時51分、関東晋慈撮影
アンネの遺品が並ぶ部屋でDVDを手にする島田真友さん=福山市御幸町のホロコースト記念館で2020年9月8日午前11時51分、関東晋慈撮影

島田真友(しまだ・まゆ)さん

 第二次大戦中のナチスドイツによるユダヤ人虐殺と平和を語り継ぐ「ホロコースト記念館」(福山市御幸町)が開館25周年を記念して制作したDVD「平和のバトン~アンネ・フランクの形見のバラ~」の中で「アンネの日記」の朗読を担当した。

 「毎晩のようにトラックがやってきてユダヤ人を探し、連行していきます。隠れ家にでも身を潜めていない限り絶対に逃げられません。ここにいる私は何と幸せなのでしょう。太陽が輝いています。空が澄み渡り心地よいそよ風が吹き、そして私はあらゆるものに憧れています。人と話したい。自由になりたい。友達が欲しい。一人になりたい」(文藝春秋社刊「アンネの日記」より)

 抑揚を抑えた優しい声が、わずか15歳9カ月で生涯を終えたアンネの言葉として聞く人の心に重く響く。小学生から記念館の子どもボランティアグループ「スモールハンズ」に参加し、戦争の歴史やアンネの生涯を学んできた。「アンネの気持ちを伝えられるか、彼女の身になって考える機会になった」と振り返る。

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