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マラドーナさん死去 母国の貧困層支援に尽力 左派と親交「政治的偏り」批判も

キューバの首都ハバナで、フィデル・カストロ国家評議会議長(当時、右)と面会するディエゴ・マラドーナさん=2005年10月、AP

 25日に死去したサッカー元アルゼンチン代表、ディエゴ・マラドーナさん(60)は貧しい家庭に生まれた。世界最高峰の選手に上り詰めると、その生い立ちをバックに貧困の軽減に力を入れた。貧富の格差が深刻な中南米の左派政治指導者と親交を深めた一方、「政治姿勢の偏り」から批判も絶えなかった。

 「この国には金持ちと貧乏人がいる。富裕層はすべてを奪い、国民のために何もしなかった」。マラドーナさんは2020年5月、地元テレビ局のインタビューでそう語り、左派のフェルナンデス政権が進める富裕層への課税強化に賛同した。新型コロナウイルスの不況に直面する貧困層を支える慈善事業にも取り組んだ。

 マラドーナさんは、自身が「(富裕層に)奪われた地域」と呼んだ首都ブエノスアイレス郊外のスラム街の出身。幼少期にサッカーの才能を見いだされ、1986年のワールドカップ(W杯)メキシコ大会で母国を優勝に導き、スーパースターになった。貧しい家庭の子供が人気競技サッカーの一流選手となり、お金と名誉を手に入れる中南米の「成功物語」を体現した。

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