貸出金過去最高 企業に資金供給 日銀中間決算

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 日銀が26日発表した2020年9月中間決算は、貸出金が前年同期比2・2倍の104兆8956億円となり、過去最高だった。新型コロナウイルス感染拡大に対応した企業の資金繰り支援策で、民間金融機関への資金供給が増えたことが影響した。総資産は21・1%増の690兆269億円と、中間期として9年連続で過去最高を更新した。

 総資産の拡大は貸出金の増加に加え、大規模な金融緩和策で国債の買い入れを続けたことが要因。19年度で552兆円だった名目国内総生産(GDP)を大幅に上回っており、国債価格などの下落によって財務体質が悪化するリスクが高まっている。日銀は企業の資金繰りを支えるため、金融機関などに有利な条件で貸し出しを行い、事実上の補助金を出している。コロナ対応の貸出残高は9月末時点で45兆円に上る。

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