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次期衆院選で、連続で比例復活した議員の重複立候補は原則認めないとする菅義偉首相(自民党総裁)の方針に、自民党内が戦々恐々となっている。衆院議員の残り任期が1年を切る中、党内の引き締めを図る狙いとみられるが、首相が身内にも持論の「自助」を求めたことに波紋が広がっている。
「参院議員の選挙区で戦っている人間には比例復活はない。負けたら落選。衆院でも緊張感を持って選挙に臨むのは良いことではないか」。自民党の世耕弘成参院幹事長は13日の記者会見でそう述べたが、当事者となる衆院側は「簡単な話ではない」(ベテラン)と動揺を隠せない。
発端は8日、東京都内のホテルで開かれた首相と山口泰明選対委員長との会談だった。関係者によると…
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