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「忘れてはならない」 ハンセン病療養所・菊池恵楓園に胎児慰霊碑を建立

建立された胎児慰霊碑と入所者自治会長の志村康さん(左から3人目)ら=熊本県合志市で2020年11月26日午後2時31分、栗栖由喜撮影

 かつて国の誤った政策で各地のハンセン病療養所に隔離された入所者たちは、パートナーとの間に子どもを授かっても強制的に堕胎させられたり、断種手術を受けさせられたりしていた。全国に13ある国立ハンセン病療養所の一つ、熊本県合志市の「菊池恵楓(けいふう)園」に、堕胎手術で亡くなった胎児らの慰霊碑が建立された。26日の除幕式に参列した同園入所者自治会長の志村康さん(87)は「入所者を虫けらのように扱う人権侵害が行われたことを絶対に忘れてはならない」と語気を強めた。

 1907年公布の「癩(らい)予防ニ関スル件」でハンセン病患者の隔離政策が始まり、31年制定の「癩予防法」(旧法)で本格化。53年制定の「らい予防法」(新法)でも隔離政策は継続され、96年の法律廃止まで維持された。男性患者は断種、女性は堕胎手術などが強制された。

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