三重県名張市の県立名張高校の生徒会メンバーが27日、全校生徒にいじめ防止のイメージカラーのピンクのマスクを配布した。この日は学校祭の最終日で、受け取った生徒たちは早速、マスクを着用していた。
11月は三重県が定める「いじめ防止強化月間」となっており、10月中旬ごろ、学校側から生徒会にどのような取り組みを行うか検討するよう依頼があり、2年生で生徒会長の大崎一穂さん(17)らが考案したという。
大崎さんによると、インターネットを使ってアイデアを探していたところ、カナダでピンクのシャツを着て登校した男子生徒がいじめられたことを知った上級生2人がクラスメートにピンクのシャツの着用を呼び掛け、賛同した生徒によって学校中がピンクの色に染まったことなどを知ったという。大崎さんは「名張高でもいじめが起きないようにと思って取り組んだ」と話していた。
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