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スマートフォンさえあれば、いつでも無料で授業が受けられる。
“教育YouTuber” 葉一(はいち)がドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS製作著作/TBS系全国ネット、11月29日午後11時~)に登場する。葉一は、2012年の初投稿から8年以上、自宅で撮影した授業動画をYouTubeに投稿し続けている。今までに投稿した動画は約3400本。登録者数112万人、総再生回数は計3億回に上る(2020年11月現在)。対象は小学3年生から高校3年生まで。数学を専門としているが、中学は主要5教科に対応している。
新型コロナによる一斉休校で、授業が受けられない状況が続いていた今年、葉一の投稿する授業動画は世代を超えて話題となった。授業を受けたい10代のユーザー、授業を受けさせたい保護者、授業をしたい教員が、今それぞれ葉一の動画を参考にしている。
恩師から招かれた女子高では、アイドル顔負けの人気ぶり。サイン攻めにあう姿には取材陣も驚いた。そこまで支持される秘密はどこにあるのか……番組では例題を参考に成績アップに結びつく、葉一の指導法も分かりやすく紹介する。
「子どものなりたい職業」の上位に上がることが多いYouTuberだが、動画作りは極めて泥臭い。板書はホワイトボードに手書き、一文字を4センチ四方に収め、問題文の水平が2ミリでもズレると書き直す。授業のライブ感を重んじるため動画編集はせず、ミスをすると一から撮り直し。途中でカットも入れないため、終了後には酸欠状態になることもあるという。「ここに生徒がいるんです!」と、ハンディーカメラに優しく触れながら話してくれた。
YouTubeは、学校・塾に続く新たな学習の「柱」になり得るのか? 教育の常識を覆そうと奮闘する、古参YouTuberの知られざる姿を追った!
<プロフィル>葉一(はいち) 1985年生まれの35歳。東京学芸大学卒後、教材の営業マン、塾講師を経験。「無料で授業が受けられるコンテンツを作りたい」という思いから、2012年6月1日にユーチューブチャンネル「とある男が授業をしてみた」を開設。丁寧な板書とわかりやすい言葉運び、兄貴的なキャラクターで人気を博す。YouTuberとしては2020年7月にチャンネル登録者100万人を突破。授業動画以外に、学生や保護者の悩みに応える動画も配信。保護者からも信頼の声が寄せられる。生粋のゲーム好きで、3台のスマホを併用してネットゲームをプレイすることも。群馬県高崎市在住。妻と2人の息子、ハムスターの“おもち”と暮らす。
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