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週刊テレビ評

生身の人物像「恋する母たち」 大石静流、引きの強いセリフで=碓井広義

12月4日放送予定の「恋する母たち」第7話の一場面。石渡杏役の木村佳乃=TBS提供

 同時多発が多い「刑事ドラマ」や「医療ドラマ」に代わって、この秋は「恋愛ドラマ」が目立つ。TBS系「恋する母たち」(金曜午後10時)もその一本だ。

 ヒロインは、同じ名門私立高校に息子を通わせる石渡杏(木村佳乃)、林優子(吉田羊)、蒲原まり(仲里依紗)の3人。この「母たち」が同時に恋に落ちた。

 杏の相手は、自分の夫と駆け落ちした人妻の元夫で、週刊誌記者の斉木巧(小泉孝太郎)。優子は、同じ部署で働いていた年下の赤坂剛(磯村勇斗)。まりは3回の離婚経験をもつ人気落語家、今昔亭丸太郎(阿部サダヲ)である。

 3人の女性と三つの家庭と3組の恋愛という、柔道の「合わせ技一本!」的な仕掛けが功を奏し、1本で3本分の恋愛ドラマを楽しめる。そんな「圧縮構造」によるテンポのよさを上回る特色が、脚本の大石静がちりばめた「引きの強いセリフ」だ。

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