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県立喜多方桐桜高校電気電子科の3年生6人が授業の一環で、オリジナルの殺菌装置や空気清浄機などを試作した。新型コロナウイルス感染が拡大する中、学んできた「ものづくり」で貢献したいと考えた。6人は卒業後、就職するといい、教員らは「考えて行動する力を生かして」と期待した。
感染拡大に伴い、同校も今年4~5月に休校した。6月中旬から、生徒は2人ずつ3グループに分かれて「課題研究」の授業内で取り組んだ。ウイルス対策で効果があるとされる光触媒と殺菌灯を使い、それぞれ1点ずつ製作した。
ウイルスの不活性化を目的とした装置「くるくる空気くん」は、ファンの裏側に設置された布に光触媒スプレーを吹きかけ、吸い取った空気中のウイルスを不活性化させるという理屈。猪俣亜門さんは「コンパクトにし、どこでも置けるようにした」と工夫を語った。
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