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今こそ子供に「森遊び」を 上田・やまぼうし自然学校 活動存続へ、ネットで資金募る /長野

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森遊びを楽しむ子どもたち。「コロナ禍の今こそ子どもたちには森遊びが必要」という=やまぼうし自然学校提供
森遊びを楽しむ子どもたち。「コロナ禍の今こそ子どもたちには森遊びが必要」という=やまぼうし自然学校提供

 子どもたちを自然の中へ――。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で収入の8割を絶たれたNPO法人「やまぼうし自然学校」(上田市)が、来年度の活動資金確保のためのクラウドファンディング(CF)を始めた。加々美貴代・代表理事(50)は「森の中を散歩するだけで運動不足は解消し、気持ちも前向きになって心身の健康を取り戻せる。コロナ禍で苦しむ子どもたちのために支援をお願いします」と話す。CFは来年2月15日まで。【坂根真理】

 やまぼうし自然学校は菅平高原をフィールドに活動し、2000年にNPO法人化して今年で20周年。首都圏から学習旅行で訪れる小中高生を対象に、スノーシュー(かんじき)体験や森林整備など約30の自然体験プログラムを提供。年間約3万人の子どもたちが自然の中で「生きる力」「自分で考えて行動する力」を育んできた。

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