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芦屋市谷崎潤一郎記念館(兵庫県) 美しく妖しげな世界

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谷崎潤一郎が京都に暮らした潺湲亭(せんかんてい)の庭を模した庭園。「谷崎はこの庭をこよなく愛していました」と永井敦子さん=兵庫県芦屋市の市谷崎潤一郎記念館で2020年8月22日午後4時0分、三角真理撮影
谷崎潤一郎が京都に暮らした潺湲亭(せんかんてい)の庭を模した庭園。「谷崎はこの庭をこよなく愛していました」と永井敦子さん=兵庫県芦屋市の市谷崎潤一郎記念館で2020年8月22日午後4時0分、三角真理撮影

 <学ぶ・育つ・挑む>

 「谷崎が好きですね。漱石よりも、鷗外よりも」――。ちょっと照れるようにして、こう話したのは兵庫県の芦屋市谷崎潤一郎記念館の学芸員、永井敦子さん(48)。「好き」と言えるってステキ。ぜひうかがいたい。谷崎潤一郎の魅力って?【編集長・三角真理】

 静かな街並みの中にたたずむ記念館。

 谷崎は1886(明治19)年、東京生まれ。1923(大正12)年の関東大震災のとき、箱根で執筆中だったため、横浜の自宅に帰れず、やむなく関西へ。それ以来33年間、京阪神に暮らします。記念館は谷崎が暮らした場所ではありませんが、芦屋は谷崎が約3年住み愛着を持った場所だったことから1988年にここに開館しました。

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