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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

人知れず建つ碑や地名などをよすがに、今につながる大阪の知られざる歴史を掘り起こします。

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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

/543 東高野街道/39 /大阪

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道標の傍らにひょうたん。瓢簞山らしい=東大阪市喜里川町で、松井宏員撮影
道標の傍らにひょうたん。瓢簞山らしい=東大阪市喜里川町で、松井宏員撮影

 ◆東大阪市

国道にアーケード

 ここらで東高野街道は枚岡神社の一の鳥居に戻って。近鉄瓢簞山駅に向かって歩く。途中、地蔵堂の前に小さな道標があって、「のざき」などと刻まれている。

 歩みを進めると、車道と合流する交差点の手前に、「道路改修記念」の石碑が建つ。1936(昭和11)年、当時の枚岡村が「道路の幅員が狭く、全国唯一の針金製造地なのに大型自動車が通行できないので、広げてほしい」と府に請願。翌年、皇太后の枚岡神社参拝に際して、周辺道路が改修されたのを記念して府が建てたものだ。

 そのすぐ先の足元に、「右京」と読める道標があり、隣にはひょうたんの形をしたオブジェが寄り添っている。うんと視線を低くしないと、この景色は目に入ってこない。

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