大改修工事中の厳島神社 今だけ、大鳥居の軌跡たどる 扁額の特別公開や企画展 廿日市 /広島

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沖側に掲げられる「嚴嶋神社」の扁額=広島県廿日市市宮島町の厳島神社で、宇城昇撮影
沖側に掲げられる「嚴嶋神社」の扁額=広島県廿日市市宮島町の厳島神社で、宇城昇撮影

 約70年ぶりの大規模な改修工事が進む世界遺産・厳島神社の大鳥居(廿日市市)は工事用の足場とシートで覆われたままで来島してもその姿を見られない。この機会に宮島が継承してきた歴史や文化を学んでみてはいかがだろうか。その助けになる企画が島内で開かれている。【宇城昇】

 厳島神社の本社祓殿(はらいでん)では、普段は高さ約16メートルの大鳥居に掲げられている扁額(へんがく)を特別公開している。沖側に掲げられる「嚴嶋神社」、社殿側の「伊都岐島神社」の2面で、縦2・6メートル、横2・45メートル。これほど間近で見られる機会は貴重だ。沖側の扁額は左右に施された雲竜の彫刻がはっきり分かる。

 廿日市市宮島歴史民俗資料館では、企画展「宮島の大鳥居~令和の保存修理」を開催中。現在の大鳥居は1875(明治8)年再建の8代目。平安時代とされる創建時からの文献資料などから、これまでの軌跡をたどる。明治時代の絵図に描かれた大鳥居は着色されていない。神仏分離政策の影響から、仏教的だと非難されて朱色が剥がされていた。

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