愛知県水産試験場は、9割以上が雄となる養殖ウナギを雌に育てられる技術を開発したと発表した。餌に女性ホルモンに似た成分「大豆イソフラボン」を混ぜ、与え方も工夫したという。雌は雄と違い、大きくなっても身が軟らかく、従来の2倍程度の400~500グラムに育ててもおいしく食べられるといい、試験場は資源の有効利用につながると期待している。
ウナギは生まれた時に性別が決まっておらず、全長が30センチ以上になると、はっきり分かる。養殖ウナギは9割以上が雄となり、身や皮が硬くなりやすいため、200~250グラムでの出荷が一般的だ。
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