<くらしナビ ライフスタイル>
北欧フィンランドの作家、トーベ・ヤンソン(1914~2001年)による人気童話「ムーミン」。実は最初の物語は第二次世界大戦の終結直後の45年に出版されたが、その後絶版となり、「幻の作品」と呼ばれていた。ムーミンはなぜ生まれたのか、そしてなぜ読み継がれるのか。日本での出版元である講談社でムーミン作品を担当し、生前のトーベと交流があった元編集者に話を聞いた。
ムーミンシリーズは全9冊で、45~70年に出版された。45年の終戦後に発行した第1作「小さなトロールと大きな洪水」は、50ページに満たない薄い表紙の小冊子で部数もわずかだった。初版だけで絶版となり、再出版されたのは46年も後の91年だった。
この記事は有料記事です。
残り1282文字(全文1598文字)
毎時01分更新
◇食卓のメインのドーンと 「今が旬」と聞いて僕が真っ先に思…
吉川貴盛元農相(70)が、大臣在任中に現金500万円の賄賂…
韓国のソウル中央地裁が日本政府に元慰安婦らへの賠償を命じた…