安倍晋三前首相(66)の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭を巡り、27日に公表された安倍氏の関係政治団体の2019年分の収支報告書に、昨年4月にあった前夜祭の収支が書かれていないことが判明した。国会で不記載の問題を追及された後も、本来は記載が必要な収支を報告していない可能性がある。
政治団体は、会を主催した「安倍晋三後援会」(山口県下関市)と、ホテル側が発行した領収書の宛名とされる安倍氏の資金管理団体「晋和会」(東京都千代田区)。山口県と総務省がそれぞれの報告書を27日に公表した。
この問題を巡っては弁護士らが政治資金規正法違反(不記載)などに当たるとして告発し、東京地検特捜部が秘書らに任意で事情を聴くなど捜査を進めている。
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