連載

#生きるのがつらいあなたへ

新型コロナの影響で多くの人が苦しみ、命を絶つ人も。過去に悩んだ経験を持つ人たちの話に耳を傾けてみませんか。

連載一覧

#生きるのがつらいあなたへ

統合失調症と向き合うお笑い芸人・ハウス加賀谷さん コンビがたどり着いた「境地」

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
インタビューに答えるハウス加賀谷さん=東京都新宿区で2020年11月2日、大西岳彦撮影
インタビューに答えるハウス加賀谷さん=東京都新宿区で2020年11月2日、大西岳彦撮影

 お笑いコンビ「松本ハウス」の主にボケ役として知られるハウス加賀谷さん(46)。破天荒なキャラで人気を集め、1990年代に人気だったテレビのお笑い番組「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)での活躍は今も語り草になっている。一方、その陰で持病の統合失調症が悪化し、幻覚や妄想に度々悩まされていたという。活動停止や芸能界復帰といったこれまでの歩みと、今も続く病との付き合いについて、相方の松本キックさん(51)と一緒に語ってもらった。【金志尚/統合デジタル取材センター】

自殺しようと大量の薬を一気飲み

 ――松本ハウスは90年代、「ボキャブラ天国」で人気者になりました。加賀谷さんは当時、どんな状態だったのでしょうか。

 ◆加賀谷 さまざまな症状が出ていました。例えば幻覚や妄想です。家で窓の向こうに目をやると、ライフルを持ったスナイパー(狙撃手)がいるんです。電柱の陰や駐車場、軽トラックの荷台など、現れる場所はさまざまです。…

この記事は有料記事です。

残り4765文字(全文5173文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る
この記事の筆者
すべて見る

ニュース特集