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#最後の1年 東大アメフト部

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守護神、無念の脱臼 青い花束手に涙の終幕 東大アメフト部

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【東大-早大】第2クオーター、突進する東大のDB助川左門=東京都調布市のアミノバイタルフィールドで2020年11月28日、吉田航太撮影
【東大-早大】第2クオーター、突進する東大のDB助川左門=東京都調布市のアミノバイタルフィールドで2020年11月28日、吉田航太撮影

 東大アメリカンフットボール部の特別なシーズンが28日、幕を下ろした。関東大学1部上位リーグ「TOP8」の5、6位決定戦で早大に挑み、7―40で完敗した。副将として防御のとりでを務めたDB助川左門(さもん、22歳)=法学部4年=はスタンドから拍手を送る保護者らに深々と頭を下げ、「悔しさしかない」と涙を流した。

 予選A組で1勝2敗の3位となり、目標にしていた毎日甲子園ボウル出場の可能性は消えていた。だが順位決定戦の相手のB組3位の早大は昨季の関東王者であり、自らの成長を証明する絶好の相手だった。

 東大は開始早々から守勢に回った。早大のQBやRBを自由にし、攻め込まれた。流れを変えたのが助川だった。…

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