守護神、無念の脱臼 青い花束手に涙の終幕 東大アメフト部
毎日新聞
2020/11/29 06:00(最終更新 11/29 06:00)
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東大アメリカンフットボール部の特別なシーズンが28日、幕を下ろした。関東大学1部上位リーグ「TOP8」の5、6位決定戦で早大に挑み、7―40で完敗した。副将として防御のとりでを務めたDB助川左門(さもん、22歳)=法学部4年=はスタンドから拍手を送る保護者らに深々と頭を下げ、「悔しさしかない」と涙を流した。
予選A組で1勝2敗の3位となり、目標にしていた毎日甲子園ボウル出場の可能性は消えていた。だが順位決定戦の相手のB組3位の早大は昨季の関東王者であり、自らの成長を証明する絶好の相手だった。
東大は開始早々から守勢に回った。早大のQBやRBを自由にし、攻め込まれた。流れを変えたのが助川だった。…
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