フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ最終戦、NHK杯最終日は28日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで行われ、男子はSP首位で17歳の鍵山優真(神奈川・星槎国際高横浜)がフリー188・61点、合計275・87点で初優勝した。
160センチの体を目いっぱいのけぞらせ、両手を広げるポーズで演技を終えると、観客はスタンディングオベーションで新王者をたたえた。今季シニアデビューで、GP初出場優勝という快挙を成し遂げた鍵山は「まだ実感がわかない」と初々しく語った。
高さのあるジャンプだ。冒頭の4回転サルコウは出来栄え評価で4点以上の加点を引き出し、続く4―3回転トーループも得点を上積み。「ノーミスに近い演技ができた」と、終わってみれば合計点で2位に50点近い大差をつける圧勝だった。
この記事は有料記事です。
残り282文字(全文630文字)
毎日新聞東京本社運動部。1987年、長野県生まれ。2010年入社。高知、和歌山両支局を経て17年から東京運動部。レスリング、重量挙げなどを担当。高校時代には重量挙げで全国高校総体に出場したが、階級で10キロ以上軽い三宅宏実選手の記録には遠く及ばない。
毎時01分更新
◇塩ひとつまみ、うまみ凝縮 大寒も過ぎ、冷え込みは今が本番…
「気がつくと、所持金は103円でした。4日の仕事始めに出勤…
かつて多数のテロ・ゲリラ事件に関与し、犠牲者を出してきた過…