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とうほく全国1位探求

東北各県には、さまざまな「日本一」がある。その実態や背景を探ってみた。

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とうほく全国1位探求

宮城県丸森町・猫碑 養蚕と密接な関わり 花こう岩の産地も関係か

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細内観音堂にある猫碑の一つ。雪の日に死んだ雌猫の供養のために建てられたものと推測される=宮城県丸森町で2020年10月6日、藤田花撮影
細内観音堂にある猫碑の一つ。雪の日に死んだ雌猫の供養のために建てられたものと推測される=宮城県丸森町で2020年10月6日、藤田花撮影

 宮城県丸森町には猫の姿を彫った石碑が数多くある。「猫神さまの町」として猫好きの人々に知られ、猫碑を巡るツアーも実施されるほどだ。なぜ多くの猫碑が建てられたのか。理由を探ってみた。【藤田花】

 町の中心部にある細内観音堂。小さなほこらの左側にポツポツと並んだ約10基の石碑に目を向けると、ちょこんと座った猫がすました顔でこちらを見つめていた。

 宮城県内で発見された猫碑は124基で、丸森町には半数を超える81基が存在する。全国の石碑について研究する村田町歴史みらい館(宮城県村田町)専門員の石黒伸一朗さん(62)によると、その数は日本一だという。

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