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1920~22年にシベリアから敦賀市に上陸したポーランド孤児や第二次世界大戦中の「杉原ビザ」によるユダヤ難民の記録などを展示する資料館「人道の港敦賀ムゼウム」(敦賀市金ケ崎町)の館長を務める。
高校卒業まで上陸地であることを知らなかった。大学卒業後1年間、語学の勉強のためドイツに滞在。現地の友人とナチスによるダッハウ強制収容所(ミュンヘン郊外)を見学した。「広く知識を得るのが目的だった。帰国後、ユダヤ難民に関係する仕事をするとは思わなかった」。
敦賀ムゼウムは2008年に開館したが、移転、新築して今月3日にリニューアルした。リトアニアのカウナス領事代理だった杉原千畝氏らが1940年からユダヤ難民に発給した日本通過(敦賀上陸)ビザなど12通を収めたデジタル端末を備える。
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