- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

和歌山市中心部に大学の進出が相次いでいる。2018年度以降で既に3校が開学した。学生の県外流出の防止や、少子化による市立小中学校の再編に伴って空いた校舎などの再利用を兼ねて、同市と県が誘致に力を入れた結果だ。養成するのは看護師や教員、理学療法士などバラエティーに富む。来春にはさらに2校のオープンが決まり、市は若者の集積を契機に、にぎわいの創出や商店街の活性化を図っている。
県内初となる薬学部が21年4月、市役所東側に誕生する。県が100億円超をかけて整備している県立医大薬学部(6年制)で、研究室や実験室が入る地上11階地下1階建てと、講義室や体育館が入る5階建ての建物で構成される。3小学校と1中学校を伏虎義務教育学校にまとめた再編で、空いた伏虎中の跡地を活用した。
この記事は有料記事です。
残り593文字(全文930文字)