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コロナ拡大 乳幼児健診、休止相次ぐ 病気・虐待、見逃す恐れ

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パンフレットを手に、ひざをついて健診を終えた母親に子育ての悩みを尋ねる保健師(中央)=東京都江戸川区のなぎさ健康サポートセンターで2020年8月27日午後1時34分、谷本仁美撮影
パンフレットを手に、ひざをついて健診を終えた母親に子育ての悩みを尋ねる保健師(中央)=東京都江戸川区のなぎさ健康サポートセンターで2020年8月27日午後1時34分、谷本仁美撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、乳幼児の集団健診を一時休止している自治体が相次いでいることが、毎日新聞の調査で判明した。健診は病気や虐待に気づく端緒となるだけに、影響が懸念される。「第3波」が押し寄せる中、どう健診を実施していくのか、自治体は苦慮している。

 乳幼児健診はすべての1歳半と3歳を対象に、市区町村に実施が義務づけられている。厚生労働省は自治体に対し、感染が拡大した4~5月に集団健診の延期を呼びかけたが、緊急事態宣言解除後の5月26日、工夫して集団健診を実施するよう通知した。

 調査は状況を把握するため、8~9月、県庁所在地、政令指定都市、東京23区の計74市区を対象に実施した。

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