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棋譜の余白

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藤井、王将戦リーグ陥落も充実=山村英樹

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王将戦リーグ最終局で木村一基九段(左)に勝利し、対局を振り返る藤井聡太王位=東京都渋谷区の将棋会館で2020年11月20日午後7時55分、幾島健太郎撮影
王将戦リーグ最終局で木村一基九段(左)に勝利し、対局を振り返る藤井聡太王位=東京都渋谷区の将棋会館で2020年11月20日午後7時55分、幾島健太郎撮影

 渡辺明王将(36)への挑戦者を決める第70期王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル協賛)は20日にリーグ最終局を迎え、きょう30日に豊島将之竜王(30)と永瀬拓矢王座(28)が挑戦権をかけてプレーオフに臨んでいる。

 今期リーグには順位上位から(1)前期挑戦者の広瀬章人八段(33)(2)豊島(3)藤井聡太王位(18)と羽生善治九段(50)(5)永瀬、木村一基九段(47)、佐藤天彦九段(32)の7人が参加し、9月から総当たりのリーグ戦を行ってきた。2次予選を勝ち抜いて参加する3人が5位になる。藤井と羽生が3位で並んでいるのは、前期ともに5位でスタートし、同じ4勝2敗の成績だったためだ。

 戦前に注目されたのは7月に渡辺から棋聖を、8月に木村から王位を奪取した藤井の存在だった。前期リーグ最終局では広瀬と、勝った方が挑戦者となる大一番を戦い、十分に勝機はあったが敗れ、当時の史上最年少タイトル挑戦記録更新はならなかった。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大を受けて対局日程がずれこむ影響はあったものの、タイトルの最年少挑戦記録、最年少獲得記録、最年少2冠獲得記録を瞬く間に打ち立てた。…

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