学生の胃袋と知を支える大学生協が、コロナ禍で経営の危機にさらされている。オンライン授業や教職員の在宅ワークで食堂や売店の利用者が激減し、多くの大学生協が今年度は数億円規模の赤字を見込む。各大学は秋の後期授業から徐々に対面授業を再開させているが完全回復までの道のりは遠い。生協の苦境を救おうと「GO TO 大学生協」と銘打ち、教員や学生らが応援に乗り出す動きも出始めた。
10月下旬の京都大吉田キャンパス(京都市左京区)。昼になると京大生協のカフェテリアや食堂には学生や教員の行列ができるのが日常だったが、今はピーク時でもかつてのにぎわいには及ばない。後期から対面授業が一部再開されたが、部局によっては約7割でオンライン授業が続く。名物のパフェやうどんなど一部メニューは休止され、食堂内には「15分以内の短時間利用にご協力を」などの注意書きが。年間を通じ訪れていたインバ…
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