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(広島市西区)
新型コロナウイルスの感染対策で、首相や地方自治体の首長が行政の責任として一番に取り組まなければならないのは、感染者の発見と隔離である。ところが、テレビから流れてくる行政側のメッセージは、「3密を回避しましょう」「マスクをしましょう」「手を洗いましょう」。最近では首相が行ったアピールが「静かなマスク会食を」。
このウイルスの特徴は、感染しても無症状の人の割合が多いということ。つまり、感染していることが分からずに普段通り行動することで感染リスクを高める恐れが強くなる。それを防ぐためにも、PCR検査の網を大きく広げることが不可欠だ。ところが、検査拡充に全く消極的であり、国民に感染予防の徹底を啓発するばかりである。これでは感染終息はしないだろう。
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