自分の意見を表現することが苦手でした。小学校で書く読書感想文は「面白かったです」しか思い浮かばなかったような私が、プレゼンテーションで考えを伝える中高一貫校の入試を受けることを決めたのは、小学5年の時でした。「他とは違う学びがしたい」と思ったのが理由です。
塾に通い、時事問題に対する考えや失敗と教訓などのテーマについて、考えをまとめて表現する特訓を重ねました。小学1年で始めたピアノは、学校から帰ると欠かさず2時間練習していました。その後で宿題を終わらせる毎日だったので、放課後に友だちと遊んだ記憶はありません。
本番で出たプレゼンの課題は、「○○になりたい」でした。ピアノの先生になりたいという将来の夢をかなえるために努力していることを面接官に私の言葉で伝え、合格することができました。諦めずに頑張ったことで、弱点を克服できた貴重な経験です。
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