中国輸出管理法が1日施行 規制品目にレアアースの可能性 日本に影響も

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中国広東省の電子部品工場を視察する習近平国家主席(右)=10月、新華社・共同
中国広東省の電子部品工場を視察する習近平国家主席(右)=10月、新華社・共同

 中国が安全保障を名目に、戦略物資やハイテクの輸出規制を強化する輸出管理法が1日に施行される。米国が中国企業への禁輸措置を強める中、これに対抗する狙いだが、中国から米国などに輸出する日本企業も影響を受けるリスクがある。規制品目には日本の依存度が高いレアアース(希土類)が含まれる可能性もあり、中国の出方次第では「対岸の火事」で済まされない事態になりそうだ。

 同法の下では、規制を強化する品目や技術に対し、輸出業者が最終顧客や用途などを事前に提出。当局が「国家の安全と利益」「輸出の目的国・地域」などの観点から輸出の許可を判断する。無断で使い道を変更したり、「中国の安全と利益に危害を及ぼす恐れがある」と判断したりした場合、最終企業や輸入企業をリスト化し、輸出を禁止・制限できるようにする。

 同法は2017年6月に中国商務省が草案を公表した。当初は、日本を含む各国が運用する軍事転用の抑止を目的にした輸出管理に近いとの見方もあった。だが、その後、…

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