彫刻師伊八の傑作「波に龍」 1806年前後制作と判明 千葉・市原

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計測のため外された「波に龍」=千葉県市原市で20年11月13日、浅見茂晴撮影
計測のため外された「波に龍」=千葉県市原市で20年11月13日、浅見茂晴撮影

 葛飾北斎にも影響を与えた彫刻師「伊八」による傑作として知られる、千葉県市原市大和田の光厳寺が所蔵する欄間彫刻「波に龍」について、市は1806(文化3)年前後に制作されたとみられることが分かったと発表した。伊八の作品で制作年代が明らかになるケースは珍しく、他の作品の制作年代を推定する指標になるものと注目されている。【浅見茂晴】

 伊八は本名、武志伊八郎信由(1752~1824年)。現在の鴨川市に生まれ、上総植野村(現在の勝浦市)の彫刻師、嶋村貞亮に弟子入り。20代から安房や上総で活躍し、南関東を中心に約50点の作品が確認されている。

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