反対ホームの電車と誤認か 東京メトロ視覚障害者死亡事故、立ち止まらず転落

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小池さんは左側の階段を下りた後、左折してホームドアの間から転落した=東京都江東区の東京メトロ東西線東陽町駅で2020年11月30日午後2時16分、鈴木拓也撮影
小池さんは左側の階段を下りた後、左折してホームドアの間から転落した=東京都江東区の東京メトロ東西線東陽町駅で2020年11月30日午後2時16分、鈴木拓也撮影

 東京メトロ東西線東陽町駅(東京都江東区)で視覚障害者の男性が電車にはねられて死亡した事故で、男性はホームの端で立ち止まることなく線路に転落していたことが警視庁深川署への取材で判明した。当時は反対側のホームに電車が停車しており、同署は電車が到着したと思い込んで乗車しようとした可能性があるとみている。

 同署は30日、男性の身元を江戸川区北葛西1のマッサージ師、小池行雄さん(68)と発表した。

 事故は29日午後0時45分ごろ発生。ホームの防犯カメラに残っていた映像によると、小池さんは白杖(はくじょう)を持って地下1階の改札階から階段で同2階のホームに下りた後、真っすぐに線路方向に向かって歩き、足を踏み外していたという。当日に現場を視察した東京都盲人福祉協会の市原寛一常任理事(53)は「目の不自由な人にとって、反対側のホームに電車が止まっても、モーター音などから目の前に停車したと勘違いす…

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