【あらすじ】葛城と鎌足は飛鳥から近江に都を移そうと計画を進めるが、周囲からは想定以上の反発の声が相次ぐ。百済出兵の時に歌を詠んで兵士の士気を高めた額田が、今度は遷都を祝福する歌を詠むことで計画を促そうと提案する。
「ああ、すみません。驚かせてしまいましたか。いえ、額田(ぬかた)どのがいったいなぜ、歌を詠むと仰せられたのかと思ったもので、つい」
悪いと思った風もなく己の顎(あご)をひと撫(な)でして、鎌足(かまたり)はわずかに目を細めた。
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