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新型コロナウイルスの猛威は大劇場演劇にも痛手を与え、緊急事態宣言もあって東宝、松竹とも3月から公演の中止・延期が相次いだ。5月から3カ月間にわたり、東京・歌舞伎座で予定されていた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露」興行は延期、「エリザベート」「ミス・サイゴン」など人気ミュージカルの全国公演は中止された。
歌舞伎の本興行は東京・歌舞伎座の「八月花形歌舞伎」から再開されたが、感染対策として12月公演まで出演者やスタッフを入れ替えた1時間内外で幕あいなしの4部制形式となった。東京・国立劇場は9月から文楽、10月から歌舞伎公演を再開。歌舞伎公演は12月まで出演者を入れ替えた2部制を取った。両劇場とも客席は前後左右を空けて使用された。
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