冬の味覚は数あれど、大阪ではなんといってもフグ(トラフグ)でしょう。全国の6割を大阪が消費するといわれるほどだから。フグの産卵場所を探究すると、火山とプレートが大いに関わっていた。
■淡路島でも養殖
今回、調理していただくフグは「淡路島3年とらふぐ」。福良漁協(兵庫県南あわじ市)が約30年前から福良湾で手がけている養殖フグで、通常は2年で出荷するのを3年育てることで、身は約2倍になり、白子も大きくなる。日本料理の大引伸昭先生は現地に行かれたそうで。
大引「大きくなればなるほど、おいしいそうなんですが、代わりにリスクがあって、3年になると稚魚の半分くらいが死ぬなどして、出荷できないといいます」
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